かつまたかわらばん NO.110「お大事にーっ!」

神田 正純

『正純どうした?』

強く腫れあがった右手首を診ながらそう言うと、
鋭くもやさしい表情で痛がる私の顔を覗き込んだ。

それが院長との初めての出会いでした。

私が大学3年生の時のことです。

初めて受診したのに、あの最初の一言で、
この先生なら全てを任せられるという
安心感を抱いたことを今でも憶えています。
以来ケガをする度にお世話になり、
試合出場が不可能と言われた捻挫でさえ、
院長に治療して頂くと出場する事が出来ました

大学卒業から2年後、柔道整復師を目指そうと思った時、
迷わず勝俣接骨院の門を叩き、

院長に弟子入りをお願いしました。

あの日から9年3カ月。お世話になった勝俣接骨院を離れ、

川崎市高津区で独立開業する運びとなりました。

修行を始めた日からいままで、
いつも院長みたいになりたいと思い、
背中を追いかけてきました。

どれくらい近づけたかは分かりません。
遠く足元にも及んでいないかもしれない。
それでも患者さんを第一に考え、
絶対に患者さんの痛みを取ってやるという
院長と同じスタンスを持って
新天地でも患者さんの為に全力を尽くしたいと思います。

9年の間に院長を始め、
昨年開業した餅原先生や、斎藤先生、小山先生,谷上先生
そして女性スタッフの方々には本当にお世話になりました。

また患者さんからも老若男女を問わず沢山の事を学ばせて頂きました。

勝俣接骨院を離れる日が決まったとき、
皆さんに出来る恩返しって何だろうと考えました。
開業先でも今まで同様、
明るく活気があり
いつでも患者さんで溢れ
信頼される院長となり

勝俣接骨院に負けない接骨院を作る事

それが答えです。

勝俣接骨院に関わる全ての方々、本当に有難うございました。

最後にいつもの決め台詞を。皆さん『お大事にどうぞーっ!』


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